私がADHDと気づくまでのこと(2)

「お母さん。次男くん、ちょっとおかしいと思うんです。」

・・・・言葉って諸刃の剣というか、使い方が難しく、細心の注意をはらわないといけないなと思います。

発した自分と、受け取る相手。

自分が思った意味で受け取ってくれるとは限りませんし、それが元でトラブルや、拒絶が起こることもあるからです。

この時の私も、まさにそうでした。

ゴーイング・マイ・ウェイな次男

※このカテゴリーの記事はあくまでも、一当事者としての目線から見たり、経験した出来事の記録として書いています。専門家としての意見ではありませんので、その点をご了承ください。

 

こんにちは。夏夕(かゆう)です。

私がADHDと気づくまでの事を書いています。

 

前回記事>>私がADHDと気づくまでのこと(1)

関連記事一覧>>ADHDと気づくまで

 

長男の3歳年下の次男。

生まれた頃から夜泣きや癇癪(かんしゃく)がひどく、夜泣き対策に夜中にドライブに出かけては、明け方帰ってそのまま仕事に行く、と言うことが何度もありました。

 

こだわりも強く、「あ、これ、わざとやってるな・・・」と分かるような天の邪鬼な行動もしばしば。

 

長男が比較的おとなしくて手がかからなかった分、

「同じ親から生まれても、こんなに違うんだ・・・。」

と、戸惑うことが多かったです。

あ、でも、めっちゃ可愛かったですよ(笑)

そんな次男が年少の時の参観日。

先生
じゃあ、おうちの人に歌を聞いてもらいましょう♪

きちんと並んで歌う子どもたちの横で、全く関係ないそぶりで絵本を読む次男がいました

夏夕
!!!!????

 

”ちょっと!!何やってるの?!みんな並んで歌ってるじゃん!!”

 

”え?先生もほっといてるし、どういう事?”

 

すっかり動揺しまくりの私。終わってから、先生に謝りに行って事情を聞きました。すると、

 

先生
いえ、次男くん、いつもああなんです。
夏夕
え?いつもですか?
先生
ええ、一緒にやってくれる時もあるんですけど・・。
先生
本人がやりたくないのに、叱りつけて無理やりやらせるのもよくないと思って、本人の気分に任せてるんです。
夏夕
・・・・(゚Д゚)・・・・

 

この時の担任の先生は、おそらく「次男が発達障害ではないか?」と気づいていたんだと思います。

それを直接的には言われませんでしたが、

 

先生
支援センターという所があってですね。そこの担当員に次男くんの様子を見てもらいたいんですけど、いいでしょうか?

 

と聞かれたことがありました。当時の私はそういう危機感も知識もなかったので

 

夏夕
(?なんか分からんけど)良いですよ~。どうぞどうぞ♪

と、OKしたのでした。(ホント、お気楽・・・・)

 

この次男のゴーイング・マイ・ウェイっぷり。成長と共に改善する面もあったものの、残ったまま年長に。

そして、新しく来た年長組の担任の先生に言われたのが冒頭の言葉です。

「お母さん。次男くん、ちょっとおかしいと思うんです。」

 

「障害」という言葉に対する拒否感

人って、無いつもりでもプライドがあるじゃないですか。

 

いや、人っていうか、”私(夏夕)が”ですね。(汗)

 

そんなプライド高いつもりじゃなかったけど、やっぱりプライドはあって、むしろめちゃめちゃ高いんだなって。

結局、自分の事が自分では一番わからないんだと、今は思います。

 

年に2回ほどある個人面談。先生の口から出た言葉に、私は瞬間的に心の中で猛反発しました。

 

「はあ?人の子つかまえて、”ちょっとおかしい”って、どういう事?他にもっと言いようがないの?

 

ってか、あんたがおかしいんじゃないの?」

 

 

・・・ひどいでしょう、私(滝汗)

 

本当にひどいと思いますけど、この時はこういう風にしか思えなかったんです。

 

この時私の頭にあったのは、本当に本当に申し訳ないのですが、

「発達障害」という言葉への猛烈な偏見と拒否感。

そして、親バカと言われるかもしれませんが、

可愛い我が子をバカにされたような腹ただしさでした。

けんちゃんの写真

 

「自閉症スペクトラム」を知る

進められた支援センターで受診と検査を受け、次男に告げられたのは

「自閉症スペクトラム障害」です。

 

自閉症スペクトラム障害(ASD)とは、自閉症やアスペルガー症候群などが統合されてできた診断名です。

コミュニケーションに困難さがあり、限定された行動、興味、反復行動などが起こります。

さらに知的障害や言語障害を伴う場合と伴わない場合があります。

また、これらの症状は発達段階、年齢や環境などによって大きく変化するといわれています。

英名のAutism Spectrum Disorderの頭文字をとってASDと略されることもあります。

それまで、別々に分類されていた症状を、大きくまとめた感じでしょうか。

なので、ひとくちに自閉症スペクトラムと言っても

  • 知的障害がある場合と、ない場合
  • 言語障害がある場合と、ない場合
  • 生活に支障をきたすほど重症である場合、そうでない場合

と、状況が広範囲に渡ります。

木の枝

「いわゆる”グレーゾーン”です。」

 

検査した支援センターの方と話し、

  • 知的障害や言語障害がないこと、
  • 生活に支障をきたすほど重度ではない事

から、次男は経過観察となり、小学校も普通学級に入学することに。

 

・・・で。ごめんなさい、この時、私思ったんです。

「ほら、別に大したことないんでしょ?」

 

本当の”ゴーイング・マイ・ウェイ”は私だった。

・・・・さてさて。

・・・・どう思われました?

ここまでの私(夏夕)の行動や、物の見方、考え方。

  • ん? と思いませんでしたか?
  • なんだかなあ と思いませんでしたか?
  • なんか、面倒くさいなあこの人。と思いませんでしたか?

そうなんです。この時点で、私のADHDっぷりがにじみ出ているんです(苦笑)

 

当時の自分自身を振り返ってみて思います。

私は周囲や先生に対して、全面的に心のシャッターを下ろしてしまっていました。

冒頭に書いた、

「自分が思った意味で受け取ってくれるとは限りませんし」

というのは、まさに私のことなんです。

 

おそらく、先生はもっと違った雰囲気で話されたと思うんですよ。

だけど、私自身が”敵の言葉”として受け取ってしまってるから、もう、どうにもこうにもならない。

我ながら本当にメンドクサイと言うか何というか・・・(汗)

 

それは、良く言えば、「子どもを愛するがゆえの母心」だったかもしれない。

 

でも、本当に子どもの事を大切に思っているなら、

  • きちんと受け止めて現状を把握して
  • 必要なことを学んで知識を得て、
  • どうするのが次男にとって一番良いのか?

これを、知恵を借りながら、力を合わせて考えていく必要があったんです。

ですが、当時の私にはそういう思考回路そのものが欠けていました

 

これは、別に自分を卑下しているわけでも自虐的な意味でも全然なくって、

本当に、純粋に無かったんです。

 

・・・・この事実に気がついて、猛反省することになるのは、これからしばらく後のことです。

 

続きます。

 

次の記事>>私がADHDと気づくまでのこと(3)

 

前回記事>>私がADHDと気づくまでのこと(1)

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